another world story
〜pop’n&smash〜
第20話






リンク「っ!!」

ぎん、と剣と牙の擦れ合う音に顔を顰めながらリンクはモンスターを薙ぎ倒す。
先程までとは違い両腕が自由であるとは言え、今まで蓄積された疲労から思うように体が動かせない。
それに比例して増していく焦り。

早く、早く、早く――!

どこに少女がいるか等検討もつかない為、モンスターを切り倒しては我武者羅に走る。
そして何度目かの角を曲がった時。

かくん

リンク「うぁ!?」

突然に、地面へと倒れこんだ。
慌てて上半身を起こしたが、別段障害となるようなものもない。
一瞬首を傾げ、上手く曲がりそびれただけだと判断し再び起き上がろうとして――異変に気付いた。

足が立たない。

驚いて剣を棒代わりにして立とうとするが、膝が笑ってしまっている。
今までモンスターと戦う事など数え切れない程あったというのに。
自分の限界は把握出来ていたはずなのに。
焦りから、その感覚が鈍ってしまっていたのだ。

リンク「!」

ぐるる、と唸る音にリンクは弾かれた様に前を見る。
生き物の匂いに釣られてやってきたのか、数匹の獣型のモンスターの姿。
思わず舌打ちをすると壁に背中を預ける様にしてなんとか立ち上がる。
リンクの状態を知ってか知らずか、モンスターはじりじり、とにじり寄ってくる。
下手に動けば、倒れる・・・。
こくりと唾を飲み込むとリンクは剣を構える。

そして。

飛びかかってきたモンスターに勢いよく剣を突き立てた。




 ***



リタ「こっち。ここを曲がって、それからあっちを右に曲がるの」
マルス「分かった」

 少女に導かれて道を辿りながら、マルスは視線を巡らせる。
 …病院らしきものは見当たらなかった。仲間の姿も、それから町の人間も。
 ただ、遠くの方にモンスターの姿がちらりと見えるだけ。

 歩いている内に、広いとは分かっていたがこんなにも広大な町だなんて、と心が沈んだ。
 これでは何を見つける事も難しい。

 マルスがリタの手を引いて、次の角を右に曲がった。
 瞬間、

マルス「――!」

 マルスは目を見開き、咄嗟にリタを引き寄せて目を塞いだ。
 リタは突然の事に戸惑い、両目にあてられたマルスの手に触れる。

リタ「なに?なに?」
マルス「……何でも、ないよ」
リタ「?」

 取り繕ったマルスの声は、果たして言葉の通りに何でもなく振舞えていたのだろうか。
 マルスの視線の先――道の端には、人間が数人、点々と転がっていた。
 町の住人だろうか。

 閑散とした町。出会ったのはモンスターと、この少女のみだった。
 だから、忘れていた。
 ……“人への被害”が、ゼロでない事を。

 転がっている人間。瞬時に分かるくらいだ、恐らく彼らは、もう―――

リタ「マルスお兄ちゃん?」
 少女の声に我に返って、マルスは極力優しい声で彼女に言った。
マルス「……ここは通れないみたいだ。違う道、行こうか」
リタ「え?時間かかちゃうよ?」
マルス「いいよ」

 時間がかかる、というのは本来ならば避けなければならない事だが、この道を強引に進む事など到底出来ない。
 この少女はこんな事など知らなくていい。

 リタは数秒の間考えて、納得したように頷いた。

リタ「じゃあちょっと戻らなきゃ」
マルス「分かった」

 マルスはリタの目を塞いだままそろそろと方向転換し、手を離す。
 状況を飲み込めないリタが後ろを振り返ろうとするが、マルスはごく自然な動作でそれを遮り、前へ進むよう促した。

 
 そうして遠ざかりながら、道の端に転がっていた彼らへ心の中で約束する。

 ――後で、必ず弔ってあげるから。

 

 ***

 

 剣を突き立てられたモンスターが咆哮を上げる。
 しかし上手く立ち回れないせいで致命傷を負わせる事が出来なかった。
 腕の力自体が落ちている事も影響しているのだろう。

 壁に背を預けているリンクを、モンスター達が取り囲む。
 ……数が多すぎる。
 こうしている間にも、フォックスは。

 ここで倒れるわけにはいかない。倒れるわけには―――、

 思いとは裏腹に、モンスター達は容赦なく襲い掛かる。
 正面から飛びかかる獣型のモンスターを切り払って、返す刀でもう一匹を薙ぐ。

 そして右からの攻撃を防ごうと、左手に持っている剣を振りかけて、

 
リンク「―――っ!」
 

 ず、ずずっ

 バランスを崩して、壁に預けていた背がずり落ちた。
 足に力が入らず、そのまま地面に座り込んでしまう。

 襲い来るモンスターを剣で押し留めて、何とか切り払う。
 しかし戦うにはあまりに条件が悪い。
 リンクは、ぎり、と奥歯をかみ締めた。
 ―――瞬間、
 

「リンクさんっ!!」

 
 叫び声と共に、誰かがモンスターを薙ぎ倒しながら走ってくるのが見えた。
 近くまで来ると、それがアッシュだという事が分かる。

リンク「アッシュさん…」
アッシュ「まったく、無茶するっス!…モンスターを倒しながら走ってくれたお陰で道しるべが出来てたのは助かったっスけど」

 隣に来た彼は、肩で息をしていた。
 モンスターに応戦しながら、リンクに向けて手を伸べる。

アッシュ「逃げるっスよ、この人数じゃ勝てない」
 早口に言うアッシュに、しかしリンクは首を振る。

アッシュ「な…、リンクさん?」
リンク「……立てないん、です」
アッシュ「……!」

 全員が消耗している事は分かっていたが、こうまでとは。
 …そう思うアッシュ自身も、リンクを探しながら戦ってきて最早限界すれすれだ。
 ひとまず逃げなければならないが、肩を貸したり背負ったりすれば思うように戦えなくなる。
 しかしそれ以前に、アッシュはそれを実行してまともに歩ける自信が無かった。

アッシュ「くっ……、」
 八方塞がりだ。このまま体力が尽きるしか無いのだろうか。

リンク「…アッシュさん、逃げて下さい」
アッシュ「!?」
リンク「あなた一人なら逃げられます」
アッシュ「そんなの、」
リンク「それに、スマイルさんから言われて追ってきたのなら…戻りませんよ」

 自分が限界に達している事など理解している。
 しかし、だからといって素直に安全な場所へ戻ってじっとしている事などできようか。

 死ぬつもりは無い。
 戻るつもりも無い。

 …あぁ、まるで駄々っ子だ。
 信念を貫き通そうとしているだけなのに、反面、それが子供の駄々のように思えて自分に腹が立つ。こんな自分が嫌いだ。
 自分は仲間を助けたいだけ。知らないふりをしてじっとしているのは、もっての他。
 だから…だから。

リンク「だから私の事は、放っておいて下さい」


 ―――こんなに騒然とした状況の中、一瞬だけアッシュの思考が止まった。
 しかしモンスターの攻撃が止まらない以上、こちらも止まるわけにはいかない。すぐに反撃を再開した。

アッシュ「……リンクさんは、優しいっス」
リンク「?」

 ぽつり。呟くアッシュにリンクは視線を向ける。
 戦いながらの呟きは聞き取り難くて、けれどこちらに向けた言葉だという事ははっきりしていた。

アッシュ「でも、その優しさは…今は裏返しっス」
リンク「……裏返し?」
アッシュ「例えば俺がリンクさんをここに置いていく。リンクさんは立ち上がる事すら困難で、きっと大変な事になる」

 重い動きで立ち回って、アッシュは何とか攻撃を防ぐ。
 リンクも今は重く感じる剣で、出来得る限り応戦する。
 無駄に体力のあるモンスターを一匹仕留めて、アッシュは一度リンクの方を振り返った。

アッシュ「フォックスさんが目覚めた時、リンクさんがどうしようもない程の重症を負ってたらどうなるっスか?」

 アッシュは長い前髪で両目を隠しているが、座り込んでいるリンクには少しだけその目が見えた。
 …悲しみに、満ちた目を。

アッシュ「リンクさんとフォックスさんの間には、何か深い絆を感じるっス。きっとそれで、リンクさんも何か行動してないと苦しいんだと思うっス。でも、だからこそ俺達じゃ駄目だ。リンクさんが傍にいてあげて下さい」
リンク「……け、ど。それは助かる可能性を蔑ろにする事になる」
アッシュ「俺達は、」
 よろけたアッシュがそのまま倒れそうになって、けれど何とか踏みとどまる。

アッシュ「俺達は、仲間なんじゃないんスか」

 言葉尻を上げない彼の問い。
 五匹以上残っているモンスターとの応酬についていけなくなったのか、動きが緩慢だ。

リンク「――それは、どういう」
アッシュ「一人で走らないで下さい。俺達が居るんスよ、薬の事はこっちに任せて下さい」

 隙が出来たアッシュにモンスターが襲い掛かったが、アッシュは反応が遅れて防御する暇もない。
 リンクは咄嗟に弓を取り出して矢をつがえ、アッシュを攻撃したモンスターに向けて放った。

 弦を完全に引き絞る事は叶わなかったが、これだけ至近距離ならばそれなりに威力はある。
 モンスターは咆哮を上げて退いた。

 しかし別のモンスターがリンクに襲い掛かって、アッシュはそれを払いのける事ができず、その代わりに体でそれを受け止めた。
 幸いそれは体当たりで、体が切り裂かれる事は無かった。
 大きくよろめいて、咳き込んで、それでもアッシュは立っていた。

アッシュ「…立てないのなら、俺が連れて戻るっス。ちょっと大変っスけど、頑張れば多分何とかいけるはず。あとは俺とスマがもう一度外に出て、お孫さんを連れて帰ればいいだけ。リンクさんはフォックスさんの傍に居てあげて下さい」
リンク「……」
アッシュ「信じて、下さい」

 『お願いだから』
 体が痛むのか、最後の一言だけは音にならず彼の唇だけが動いたが、それでもしっかりと伝わった。

 数秒考えて、リンクはゆっくりと頷く。
 それを視界の端にとらえて、アッシュは力なく微笑んだ。

 ―――と、

 
 ざざざっ。
 唐突に、モンスター達が退いた。
 示し合わせたように同じタイミングに、散り散りになって通りの向こうの方へ駆けてゆく。

 そうしてその場にモンスターは一匹も居なくなった。
 二人には何が起こったのか全く分からない。
 何かに怯えているように見えたのだが、一体何に?

アッシュ「え…、な、何なんスか…?」
リンク「……分かりません…」

 唖然として二人はその様子を見ていたが、不意に遠くから人影が近付いてくるのが見えて自然と見詰める。
 それは、丁度モンスターが去っていった方とは正反対の方角だった。

 そして近付いてくるにつれ、それが誰であるかはっきり分かるようになる。
 向こうもこちらの存在――ひいては、こちらが何者であるか――が分かったようで、大きく手を振ってくる。
 二人連れのようだが、手を振っている方の人間は間違いなく……

アッシュ「マルスさん…!」
マルス「リンク!アッシュ!!」
 連れているのは誰だか分からないが小さな子供で、その手を引きながら早足にこちらへ近付いてくる。

 ―――小さな、子供?

 こんな危険な町の中、子供がそう安易に外へ出るだろうか。
 それに、この二人が来た途端にモンスターが退いた。
 リンクもアッシュも疑問に思って、それから顔を見合わせる。
 二人は同じ事を考えていた。

 もしや。

マルス「二人とも無事…とはいかないみたいだね。でも会えて良かった」
リタ「マルスお兄ちゃん、この人たち、知り合い?」
マルス「うん、僕の仲間だよ」
 頭に布を被った子供は、近付くと少女である事が分かった。

アッシュ「マルスさん、その子は……」
マルス「避難の途中に迷子になったみたいなんだ。放っておけないから連れてきた」
リタ「わたしはリタ。おじいちゃんをさがしてるの」
リンク「おじい、ちゃん……」
アッシュ「もしかしてその“おじいちゃん”、お医者さんっスか?」
リタ「うん。知ってるの?」

 間違いない。
 モンスターを寄せ付けないお守りを持った孫。
 この少女――リタが。

アッシュ「多分俺達が知ってる人で間違いないっス」
リタ「ほんと!?」
マルス「良かったね。それにしてもまさか君のおじいさんがお医者さんだなんて思ってなかったよ、驚いた。……って事は、スマイルとフォックスは」
アッシュ「その人と一緒に居るっス。…けど」

 アッシュはそこでリタを見詰める。
 彼女の祖父の話によると、彼女が目的のものを持っているはず。

リンク「薬が無いんです。…彼の孫が持っているという、“お守り”が唯一の可能性を持つ万能薬だそうですが…」
マルス「!」

 お守り、と聞いてマルスも少女を見る。
 リタはきょろきょろと一同を見回して、それから服の内側に仕舞っていたペンダントを取り出した。
 ガラスの入れ物に入った緑色の液体が、輝く。

リタ「これのこと?」
アッシュ「モンスターを寄せ付けないお守り、で合ってるっスか?」
リタ「うん。バケモノが来ないの。“森のせいれい様”がくれたお守り」
リンク「……!」


一同の視線がリタの持つペンダントへと集中する。
これがあれば、フォックスは・・・――。
今度こそ掴んだ希望にリンクとアッシュは安堵の息を吐く。
しかしそんな二人をよそにリタはペンダントをぎゅ、と掴み俯いていた。
マルスがリタの様子に気付き見つめる。

恐らくリタにとってもこのペンダントは大切なものなのだ。
自分の命を守ってくれる、肌身離さず持っていた大切なお守り。
薬としてどの位の量を使うのかは分からないが、もしかすると全部使う事になるのかもしれない。
こんなに幼い少女にとって、大切なものを手放すのは、きっと想像以上に辛い事だろう。
マルスは思わず不安気に瞳を揺らした。

しかし予想に反してリタは顔を上げるとマルスにほほ笑んだ。

リタ「じゃあ早く、おじいちゃんの所に行こう!」
アッシュ「そうっスね!行きましょう。」
リンク「はい!」

リタの言葉に頷くとアッシュがリンクに手を貸し立たせ様とする。
が、やはり足が立たないらしく片手をアッシュに、反対を壁に押し付けてようやく立ち上がる。
その仕草でマルスはリンクの状態に気付く。
アッシュはアッシュでかなり辛そうだ。
少なくともリンクは背負って行った方がよさそうだ。
恐らく「迷惑を掛けるから」と嫌がるだろうけど、と思いながらマルスはそっとリタの頭に手を置いた。
突然の事にリタは不思議そうにマルスを見上げた。

リタ「マルスお兄ちゃん?」
マルス「リタ、良かったの?」

何が、とは言わないし尋ねられない。
勿論ここで「嫌だ」と言われると困るのだが。
リタは一瞬きょとんとした顔をして、それから大きく頷いた。

リタ「だって困っている人がいるなら助けなくちゃ!おじいちゃんはいつもそうしてるよ。」



* * *



ロイ「フォックス大丈夫かな。」
ニャミ「きっと大丈夫だよ、今頃のんびり私達の事まってるかもよ?」

ロイの不安そうな声にニャミが務めて明るい声で返す。
長めにとった休憩を終え砂漠に残っていた一同も足を進め始めていた。
とは言えやはりそのペースは今までに比べると遅くなるが。

ユーリ「奴等の事だ、上手くやっているだろう。」
ムラサキ「そうね。だから早く私達も合流しないと。」
ニャミ「だからって無理は駄目だからね!」
ムラサキ「分かってるわ。」

口元を軽く綻ばせムラサキが頷くとニャミは満足した様に踵を返す。
先程からニャミはムラサキを始めとして全員に気を配っている。
ニャミの明るい様子に3人の気持ちも知らず知らずの内に安らぐ。
そのまま時折会話をしつつ足を進めていたが、ふとニャミが口を開く。

ニャミ「ね、ロイ。」
ロイ「何だよ。」
ニャミ「ロイの事、少し話してよ。」
ロイ「俺の事?」
ニャミ「そう。たとえば故郷の話とかさ。その辺りの事何も知らないし・・・。」

突然の話題に怪訝そうな顔をするロイだったがニャミの言葉にあぁ、と頷く。
確かに自分達の事は色々話したが、自分自身の事は殆ど口にしていなかった気がする。
あくまでスマブラの世界は全員が同じ目的で集まって生活しているだけで、全員それとは別に故郷があるのだ。
純粋な興味と、それからなるべく場を明るくしようとしているのだろう。

ニャミ「他の皆の事も知りたいけど、今はロイしかいないしね。」
ロイ「あー・・・まぁ、別にいいけど。」
ニャミ「やった!ユーリもムラサキも興味あるでしょ?」

お願い、と手を合わされてロイは少し逡巡した後に頷く。
当たり障りのない事なら別に話しても構わないだろう、と判断したのだ。
ユーリとムラサキもそれなりに興味があるらしく素直に頷く。

ユーリ「確かに興味はあるな。話を聞く事で気も紛れる。」
ムラサキ「ええ、そうね。」
ロイ「そうかぁ?」

二人の言葉に頭を掻く。
そして別にそんなに面白くもないけれど、とロイは話を始めた。

ロイ「俺の故郷はフェレっていう所で、気候もいいし治安も他と比べればそれなり。民もいい奴ばっかだな。」
ニャミ「へぇー・・・って、民?」

ロイの言葉に引っかかる部分を覚えニャミが尋ねる。
普通自分達住民の事を民と表現するだろうか。
まるで、自分はそうではないと言っている様に聞こえる。
何となく、何となくだが嫌な予感がした。
そしてそれは、ロイの次の言葉で確かなものとなるのだった。

ロイ「自分の領地内にいるんだから、民だろ?」
ニャミ「え?自分の・・・って。まさかロイって・・・貴族とか?」
ロイ「ああ、一応公子―――」
ニャミ「えぇぇぇぇ!!!!!!」

突然の悲鳴にロイは思わず肩を竦ませて目を見開く。
ユーリやムラサキも同様だったが、原因はニャミではなくロイの言葉の方だ。

ムラサキ「本当なの?」
ロイ「嘘ついてどうするんだよ。俺はれっきとしたフェレ家の嫡男だっての。」
ニャミ「だって、そんな貴族なんて・・・。」
ロイ「・・・?マルスだって大国の王子だぞ?」
『・・・・・・。』

砂漠であるにも関わらず、辺りの空気が凍った気がするのは気のせいだろうか。
4人の間に長い沈黙が広がった。
その中でいち早く口が機能を取り戻したのはユーリだった。

ユーリ「マルスはともかくとして・・・人は見かけによらんと言う事だな。」
ロイ「どーいう意味だよ。」
ユーリ「そういう意味だ。」

気は紛れたが、何か複雑な気分になるロイ以外のメンバーだった・・・。





〜To be continued〜




<幻作の呟き。>

す、すっげぇ!遂に20話に到達しちゃいましたぜ!!
祝!20話!!(こんなピンチ連鎖状態で祝とか言われても)

リタはオリキャラですが、マルスとの二人行動をさせている間、何だか物凄く和みました。
こういうほんわりした組み合わせっていいなぁ…(でも舞台は殺伐)

何だか今回も凄く色々詰め込んだ感じです。ぎゅっと。
チーム内のほつれとか、やっと突破口を見つけたとか。
そして闇やんが緊張しっぱなしの話をいい感じに和らげてくれました(親指グッ!)

スマとリンクの仲違いはまだ続きますね…解決案は自分の中でいくつか挙がってるんですが、これ……使っていいのかな…。
む……。それはその時にならないと分かりませんね。

というわけで、多分もう一本分くらい文章溜まってるんで一気に載せたいと思います。
ではまた次回で!


UPした日:2008.9.3



それでは、ここから先はいつもの様にリアルタイムのアトガキを。
ちなみにネタバレになるような部分等は例によって消しておきますゆえ。


<リアルタイムなアトガキ。>

闇:毎度の事ながらギリギリな私です(何
  前回の幻やんのストーリーに色々黄色い悲鳴を上げましたさぁーv リタちゃん可愛いです。
  そして、オフでは前から言ってたけどついにスマとリンクの喧嘩(喧嘩かこれ?)勃発。アンド大ピンチ。
  ものすごくありきたりな展開で申し訳ねぇ。でも楽しかった←
  いつもより気持ち多めに書いてみたけどいかがでしょう?
  中途半端な所でパスしたけど幻やんの素敵で無敵な文才でフォローよろしく(殴
  ぐはぁ、左ストレート入った!世界を取れるぜ!(何
  パスユー!



幻:自分の思う所まで書くと丸1話出来上がりそうな予感がしたので、途中で逃げた幻作です。
  流石にそれは嫌すぎる。闇やんの物語抜きのポプデラなんてイヤン。
  しかし話があんまり進まなかった罠。ちきしょう。

  ちょ、闇やんいつもより長いね!読んでてドキドキした!!喧嘩ぐっじょぶ!

  マルスとリタの二人行動は楽しかったんだけど、早々に切り上げだじぇ。
  そしてリレー小説で死の表現うんぬんを細かく描写するのはアレだから随分と遠回しにしてみた。勿体ない気もするけど…(何が

  打ち合わせでヤヴァいかもとか言ってたアッシュは今回で合流させてやりました。
  いや、ね。リンクとマルスが先に合流して医者の家に帰っちゃったりして、アッシュすれ違い+置いてけぼり状態になるかもしれなかったんですよ。(ひでぇ)
  ヘタレならそれも有りかと思ったんですがね!(をーい!)

  さて、肝心要の人物と合流できたわけですな。人間模様も物語りも気になるじぇ。
  この拳で世界の頂点目指す為に旅立った!パスユーっ!!   2008.3.30


闇:何か今までで一番ぎりぎりです、闇星です。
  今回久々にギャグ要素を入れられた気がするよ!ほら、ピンチのピークは越えた感じだしさ!(※フォックスはいまだ生死を彷徨ってるぜ)
  リタちゃんを5歳位にしては妙に物分りのいい子にしちゃったけど、最近の小さい子は賢いしまぁいいかと・・・(何
  そろそろ長かった砂漠地帯も架橋に入り始めた感じ・・・かな? そんな訳で次は任せた!私は今から寝ます!(爆
  世界の頂点目指す幻やんを応援する為に応援旗を作り始めたぞ☆