another world story
〜pop’n&smash〜
第1話





 ここは、何処の世界にも属さない異空間。
 そこに2つの人影があった。

?「じゃあ、大体こんな感じでOKか?」
?「あぁ。」
 DJ風な姿の少年と、白い髪をなびかせた青年は、そう言うとニヤリと笑った。

?「そっちの世界の『神』がアンタみたいな奴で良かったぜ。他の世界の『神』は頭が堅い奴らばっかりだからな!」
?「それが普通だと思うがな。私やお前の様な『神』の方が珍しいだろう。」
?「そりゃそうだな!ところで俺にはMZDって名前があるんだぜ。マスターハンドさんよー。」
 DJ風な姿の少年…MZDは白い髪をなびかせた青年…マスターハンドにそう言うと、フワリと宙に浮いた。

マスターハンド(以下マスター)「もう行くのか?」
MZD「あぁ。…じゃあ待ってるぜ。そっちの世界の住人さんが来るの。」
 最後に「いい暇つぶしになりそうだ」と楽しげに言うと、MZDは消えた。
 それを確認して、マスターも姿を消した。


 ***


 〜翌日〜

 ジリリリリリ…。
?「ん…う〜ん…。」
 朝を告げる目覚まし時計が部屋中に鳴り響く。
 ベッドの中からそれを止めようと手が伸びる。
 しかし、その手が触れたのは時計ではなく…ふんわりとした獣耳。

?「あ、あれ?フォックスさーん?何で私のベッド…に……?」
 その手の主は体を起こそうとして固まった。
 何故なら、そこが自分の部屋ではなかったから。
 そして触れた耳の持ち主が、全く知らない人物だったから。

?「……っわああぁぁぁぁ!?!?!?」
?「ななな何事っスかーー!?!?」
 突然の絶叫に眠っていた相手が飛び起きる。
 そして声の主を見てやっぱり…。
?「誰っスかーーー!!??」
?「こっちが聞きたいですよー!!」

 もう完全にパニック状態。
 と、その時部屋のドアを激しく叩く音が。

?「おい、アッシュ!どうした!?」
アッシュ「あ、ユーリ!大変っス!俺の部屋に耳とんがってる人がいるんス!」
 アッシュと呼ばれた獣耳を持つ青年は、慌ててドアを開けると外にいた人物…ユーリを部屋に入れてそう言った。

?「あ、いや、私は別に怪しい者ではっ」
 耳の尖った青年は 反射的にそう言うが、青年にしてみればアッシュやユーリの方が怪しい。
 何しろ目が覚めたら自分はここにいて、自分がここに来た記憶もないのだ。
 攫われた…とは考えにくいのだが。

ユーリ「泥棒…というわけではなさそうだな」
アッシュ「寝る必要がないっスね」
ユーリ「何をしにきた?」
?「それはこっちのセリフです。というかここはどこですか?」
アッシュ・ユーリ「「は?」」
 予期せぬ問いに、アッシュとユーリは固まる。
 と、その時。

?「もー、さっきから何?安眠妨害反対ーっ」
 開け放たれた木製のドアから顔を覗かせたのは、青肌青髪の青年。
 青年は、パジャマにナイトキャップの姿で抱き枕を引きずりながら部屋に入ってくる。

?「うわぁ・・・」
 尖った耳の青年は、室内にいる面々を見回して思わず呟く。
 …何故、来る人物来る人物こうも整った顔をしているのか。

アッシュ「スマイル、そんな事言ってる場合じゃないっスよ…」
 スマイルと呼ばれた青の青年は、アッシュにたしなめられて寝ぼけ眼をこする。

 少々寝癖のついた後ろ頭をカリカリと掻いて、それからようやく気付いたように、
スマイル「…誰?」
 耳の尖った青年を指差して首を傾げた。
 …普段の、気付かなくていい所まで鋭く突いてくるかなり際どい性格は、現在欠片も見えやしない。

?「私はリンク。…一応言っておきますが、泥棒でも変質者でもありません」
 耳の尖った青年…リンクがそう言い切ると、その場に居る者は何を放せばいいのか分からずに黙る。

 …数秒が経って。

ユーリ「……とりあえず始めから状況を整理しないか?」
アッシュ「…あー…えっと…この人が」
スマイル「夜這い?」
ユーリ・アッシュ「「!!!」」
リンク「い、いやいやいや!!!」
 一斉にがばっと振り向かれ、リンクは風音がするくらい首を振る。

リンク「私は―――」
 今までのいきさつを、納得しないながらも話そうとした、その時。

『ガッシャン』
 …何かが割れたような音。

アッシュ「俺が行くっス」
 ベッドから降りて、アッシュは走り出す。…それこそ人間ではないだろ、という速さで。

 そして間もなく、2人分の声が聞こえた。
 1つはアッシュの声。…もう1つは?

ユーリ「誰の声だ…?」
 ユーリとスマイルは眉を寄せる。
 しかしリンクは…
リンク「…あの声、もしかして」

 何か思い当たる所があったのか、ベッドから降りてアッシュの後を追う。
 残された妖怪2人組みは、現状把握に苦しんでいた。



 ***


 リンク「あっ!!」
 アッシュに追いついたリンクは、そこにいたもう1人の人物を見て目を丸くした。
 その人物もまた、リンクを見て目を丸くする。
 そして。

リンク「フォックスさん!!」
フォックス「リンク!!」
 手をしっかりと掴んで大喜びをする2人。
 アッシュは全く話についていけずに、ポカンとしている。

リンク「フォックスさんも、やっぱり!?」
フォックス「あぁ!目が覚めたらここに…。」
 フォックス、と呼ばれた青年は、そう言うと溜息をついた。名前の通りの狐の耳と尻尾もシュン、と垂れている。

フォックス「このテーブルの下にいてな…体を起こした時に頭を強打。」
アッシュ「じゃあ、その衝撃で上に乗ってた皿が割れたんっスね。」
 割れた皿を拾いながらそう言うアッシュに、フォックスは慌てて頭を下げた。

フォックス「ス、スマン!」
アッシュ「いや、いいっスよ。よくある事っスから。」
 よくある事なのかよ!?とも思ったが、そこはつっこんではいけない領域の様な気がしてフォックスとリンクは黙っていた。

 すると、アッシュの帰りが遅い事を心配したユーリとスマイルがこちらに走ってきた。
 そしてスマイルはフォックスを見て開口一番にこう言った。
スマイル「アッシュの親戚?」
アッシュ「違うっスよ!!!」

リンク「私の仲間です。」
スマイル「え?キミの?」
 そう言うと、スマイルはリンクとフォックスをジィ〜っと見て、
スマイル「ひょっとして…キミ達も妖怪バンドをやってるとか?」
リンク・フォックス「・・・・・・は?」

 その瞬間、世界は止まっていたかもしれない。

リンク「何ですかソレ!私は人間ですよ!?」
スマイル「えー?耳とんがってるじゃん。ねぇユーリ。」
ユーリ「何故そこで私に話を振る。…まぁ確かに耳が尖っていたから、妖怪か、書物で読んだエルフ族かとは思っていたが…」


リンク「えぇと…。」
フォックス「あー…どうやらここではこの姿が普通じゃないようだな?」
アッシュ「というか耳の尖った人間はいないっスね。貴方達どこから来たっスか…?」
リンク「…どこ、と言われても…」
フォックス「なぁ。」
リンク「うーん…」

 割れた皿を片付け終えたアッシュは、その場にいる全員を見回す。
アッシュ「リビングに移動しましょう。座って話をした方がいいっス」
スマイル「だね」
ユーリ「こっちだ」


 ***


 リビングは、やはり広かった。
 混乱していたから気付かなかったのだが、どうやらここは城の中のようだ。
 リンクとフォックスは、住人である3人組を(どこかの貴族か・・・?)と視線で疑った。

ユーリ「どこでもいいから掛けてくれ」
 いくつもあるソファー、イスを示し、ユーリ自身は手近にあった愛用のロッキングチェアに腰掛けた。
 他のメンバーも、適当に座っていく。そして。

?「どっこらせっと」
アッシュ「じゃ、状況をまとめてみるっスよ」
?「その前に茶ぁ出せや」
アッシュ「あ…はい…」
 座りかけたアッシュが頷いて立ち上がり、リビングに隣接したダイニング、その向こうのキッチンへ行こうとして。…少々、固まる。

アッシュ「・・・え。」
 振り向くと、テーブルを挟んだ向こう側にはDJ風の少年…MZDが、1つのソファーにふんぞり返って座っていた。

フォックス「だ、誰だ!?」
リンク「いつの間にっ」
 動揺する2名に、MZDは不敵な笑みを浮かべた。

MZD「俺はMZD。この世界の――」
スマイル「変質者」
ユーリ「不法侵入者」
アッシュ「トラブルメーカー」
MZD「違ぁう!!口挟むんじゃねぇ!見ろ、俺様の第一印象ズタボロっぽいぞ!」
 明らかに不審者を見る目つきになっているリンクとフォックスに、MZDは「こいつ等の言う事は信じるな」と念を押す。

?「似タヨウナ物ジャナイデスカ。」
 少し幼い声。
 声の主は…MZDの足元から伸びている黒い物体。

フォックス「何だ…それ…」
MZD「こいつ?こいつは俺の影」
リンク「でも動いてますよ?」
MZD「俺様はこの世界の神だから、そーいう事もできんの。」

リンク「神…?」
MZD「そ。この世界を創った御当人ってわけ」
スマイル「いつも面倒事を押し付けてくるんだよねェー」
MZD「楽しくていいじゃねーか?」

ユーリ「…で、貴様が来たという事は、この2人も貴様絡みで来たのだろう?」
フォックス(神という割りには酷い言われ様だ…)
 本当に茶を淹れに言ったアッシュを見送りつつ、突然すぎる登場を果たした神やら、その神と破天荒な会話を交わしている3人に意識を向ける。

スマイル「それで?何でこんな状況になっちゃってるのか説明が欲しいんだけど?」
MZD「あー。単刀直入に言うと、その2人は俺ともう1人で連れてきたんだな、これが。」
フォックス「もう1人?」
MZD「今はちょいと野暮用があって来れねぇんだが、まぁそれはいいとして。…連れて来たまでは良かったんだが数分程前に企画外のトラブルが起こってな」

 また良からぬ事を企んでいたのか…と、ユーリとスマイルは冷ややかな目でMZDを見る。
 勿論リンクとフォックスは「企画」と聞いてもピンと来なかったが。

ユーリ「その前にこの2人は何者だ?」
影「別世界ノ人達デスヨ。次元モ違ウ、遠イ地カラノ者」
スマイル「あー、そう」
リンク「(なんでそんな軽く…;)ということは、ここは別世界だと…?」
MZD「ああ」
フォックス「…にわかには信じられん話だな…」
MZD「事実だ。…で、話を戻すが、……大変な事になっちまったんだな これが…」
 はぁ、と溜息をつく神。

ユーリ「いかにも聞いて欲しそうないい方だな。」
スマイル「だよね〜。」
MZD「う、うるせぇな!」

リンク「あの!その大変な事って何なんですか!?」
 ほぼ漫才状態だった3人に、リンクが慌てた様に言い掛ける。
 ユーリ達にとってはどうでもいい事かもしれないが、リンクとフォックスにとっては、何が大変なのか聞かないわけにはいかなかった。

MZD「おー!ここまで素直な反応をされたのは久しぶりだぜ!」
 若干嬉しそうにそう言うとMZDは話し始めた。

MZD「そもそもあんたらをこの世界に連れてきたのは、あんたらの世界とこの世界を繋ぐ為だったんだ。」
フォックス「繋ぐ?」
MZD「…ってそうだよなー!これじゃ分からねぇよな。」
 困った様に腕を組みながらMZDが唸る。
 どう説明すれば理解して貰えるかと考えているようだ。

MZD「あー…あんたらの世界とこの世界はすごーくすごーーく遠いんだよ。で、それを一瞬で来れるっつー便利なものが…」
リンク「ワープの事ですか?」
MZD「そうそれ…ってワープ分かるのかよ!!」
 ズビシィ!とつっこんでくるMZDに、2人は顔を見合わせてから頷いた。

フォックス「あぁ、知ってるぜ。」
リンク「時々しますしね。」
MZD「何だよー!それなら話早いじゃねぇか。」
 丁度アッシュが帰ってきたので茶を受け取りながらMZDが言う。

MZD「ワープには、お互いの世界のちょっとした契約があるんだ。簡単に言っちまえば、ワープゾーンがなければ空間移動はできないって事だ。」
リンク「あ、でも私の持っているオカリナは吹くとワープできますよ?」
MZD「それは特殊アイテムって奴だな。契約をしていなくても移動は出来るが、それはお互いの世界が近い時しか無理だ。」
 そう言ってMZDは茶を一口飲む。

MZD「で、本題な。ワープゾーンを繋ぐには、こんくらいの宝石が必要なんだ。」
 と、野球ボール程の大きさを手で作ってみせる。

MZD「これは貝がぴったり合うもんが1つしかないのと同じように、対になるものが1つしかない。」
影「AトBガ1ツズツ。AトCノ世界ヲ繋グノニ、ソレトハ別ノ物ガ1ツズツ、トイウコトデス。」
アッシュ「なくしたり、壊したりしたら終わりっスね。」
 軽い気持ちでアッシュは言ったつもりだったが、MZDはその言葉に黙り込んでしまった。
 まさか、と言う思いが全員をよぎる。

MZD「壊れたんだよ…こっちの宝石が!!」
全員『やっぱり―――!!!』

 悪い予感は的中していた。
フォックス「じゃ、じゃあ俺達はずっと…?」
リンク「それは困ります!私、朝食当番ですから早く帰らないと皆さんが困るんです!」
スマイル「そういう問題じゃあない気がするんだけどねー」
 リンクの本音の一言にスマイルが当然のツッコミをした。

MZD「まぁ落ち着けって。方法がないわけじゃねぇんだ」
フォックス・リンク「え!?」
MZD「宝石は5つに割れて、この世界のどこかに散らばってるんだ。つ・ま・り・それを全部集めてくれりゃあ、俺が元に戻せる。」
フォックス「本当か!?」
 2人の顔が明るくなる。

リンク「あ、でも1ついいですか?」
MZD「?」
 少し上目遣いでリンクが尋ねる。

リンク「何が大変か、とかそういうものは分かったんですが、結局私達はどうしてこの世界に連れてこられたんですか?」
MZD「あぁ、俺ともう1人…あんたらの世界の神だけどな。まぁ、そいつとワープゾーンを使ったまではいいよな?で、ちゃんと動いているかを確かめる為にそいつが送ってきたんだよ。あんたら4人を。」
 それって私達実験台じゃないですか、と思ったが、それよりも後の4人というのが気になった。

ユーリ「4人?2人ではないのか」
MZD「あぁ、もう2人いる。ここからそんなに遠く離れてはいないだろうが、こっちの世界に移動させる過程で宝石が割れちまったもんだから、どこに行ったかはわかんねぇ」
フォックス「じゃあ、それは誰なんだ?」
MZD「誰だっけか…ランダムで選んだらしいからなー」
リンク「そんな投げやりな…。」

 …誰にしろ、2人のみでは現状把握すら出来ないのではなかろうか。
 いや、その2人も同じ場所に飛んでいるとは限らない。

影「シカモ、リンクサントフォックスサンノ様に、時間差ヲ置イテ来ル場合モ有リマスシ」
アッシュ「そうっスね…」
 うっかり半年後に落ちたりなんかしたら、それまでずっと待つ事になるのか?
 …そうでない事を祈ろう…。
 同じ事を思っていたらしいリンクやフォックスは、ほぼ同時に明後日の方向を見た。

スマイル「どっちにしたって探さなきゃ始まんないヨネー。どっちも」
MZD「2人は近場にいるだろうが、宝石は世界中に散らばってるぞ?」
リンク「旅なら慣れてます」
MZD「路銀は?通貨違うんじゃね?」
リンク・フォックス「「あ・・・」」
 言葉に詰まる2名。

 MZDは、少し冷めた紅茶を一気に飲み干した。
 カップの中には、溶けきらなかった砂糖が数粒残る。…そんなに甘くしていたのだろうか。

MZD「…なんてな」
フォックス「?」
MZD「今回は俺等神の失態だ。俺がスポンサーになろう」

フォックス「い、いいのか?」
MZD「いんだよ。…影」
影「ハイ。…ドウゾ」
 影が、どこからともなく出してきた トランプ大の白いカード。
 それがフォックスに渡され、リンクはひょいと覗き込む。

 …カードには、何も書かれていない。真っ白だ。
 ただ、薄っぺらいものではなく、硬質だというだけ。

リンク「何ですか、これ…?」
MZD「クレジット。……っつって分かるのか?; まぁ、金を引き渡す為の特別許可証だとでも思ってくれ。店でそれを見せればとりあえず買えないものはないはずだ」
スマイル「ひかえおろうーって感じカナ!?僕も使ってみたいなァ」
アッシュ(どこで知ったっスか、ソレ・・・。)

フォックス「でもそんな凄い物本当にいいのか?」
MZD「いーのいーの。俺様神だし?」
 無理矢理完結させ、次にMZDは妖怪3人組を見回して言った。
MZD「てなことでお前等もついていってくれ。」


 ・・・・・・しばしの沈黙。


スマイル「・・・・・エ?」
 あまりに唐突に言われたので、一瞬言葉の意味が理解できなかった。

MZD「世界が違えば分からない事も多いはずだ。乗りかかった船って言うだろ?」
ユーリ「仕事はどうする」
MZD「有給にしてやんよ」
スマイル「ギャンブラーZ見れないじゃん」
MZD「録画しといてやる。発売予定のフィギュアも買うから。勿論奢りな!」
 スマイル、思わずガッツポーズ。…グッズ費も馬鹿にならない。

アッシュ「でも城の管理は…」
MZD「掃除屋に頼んどく」
リンク「あの」
MZD「よーし異議ねェなー?」
リンク「あの!」

MZD「…あ?」
リンク「何だか皆に申し訳ないのですが…」
フォックス「何もそこまでしてもらわなくても…」
 突然異世界に来た自分達に色々としてくれるのは喜ばしい事だが、親切にされすぎて困ってしまう。

アッシュ「いいっスよ。これも何かの縁っス。…それに…」
ユーリ「コイツに逆らうと毎度困った事になるのでな…」
 アッシュとユーリは、同時に溜息をつく。

スマイル「ポップンパーティーを寝過ごして、次の日この城が大動物園になってたりしたよね」
ユーリ「パシリを断って数分後に髪をアフロにされたりもした」
アッシュ「…その他にも…もう口に出しては言えない・・・ッ」
 泣き崩れるアッシュ。…その沈痛な様に、リンクとフォックスは思わず閉口した。

リンク「そもそも何故この3人に?貴方は?」
MZD「行かねー。神サマは多忙なの。」
フォックス(そんな無責任な…)

MZD「おらそこ、失礼な事思ってねーでさっさと旅の準備しろ」
 心まで読めるのか、と多少げんなりしつつ、席を立つメンバーだった。






 〜To be continued〜




<幻作の呟き。>

スマデラのキャラを全く知らず掴めずのスタート。
しかも健全な闇星さんの文と違って腐りまくった私の文で、相方が務まるのか。
吐血しそうな勢いでのスタートだったわけですが、一体どうなることやら。

…というか、まず一番心配だったのは私の殺人的な癖字を解読できるかだったのですが…(コラ)
何とか読めたようです。
字の丁寧な闇星さんに乾杯。

2005.の…いつだっけ。(ぇ)