「なぁなぁ、このダイニングルームって城全体の広さに比べたらわりと庶民的じゃないか?」
 珍しく4人揃って昼食をとっていたその日、何とはなしにはそう問いかけた。

 そう、リビングだって大人数でパーティが出来るくらいには広い。
 庭なぞバーベキュー大会が出来てしまうのはもちろんのこと、花にホースで水をやって回るくらいだだっ広い。
 個人個人の部屋も下手なホテルよりも広かったりする。

 なのに、ダイニングだけはテーブルと椅子が大部分を占めていて、ともするとキッチンと同じかそれ以下くらいしかない。
 この前料理にチャレンジして爆死した時に何となく思って、今ふと思い出したのである。
 ちなみにキッチンはこの部屋の隣だ。

「あぁ…それは」
「本来のダイニングルームはこことは別にあるからだ」
 アッシュが苦笑しながら言いかけて、ユーリがさっさと返答してしまう。

 …え。今何と。

「ってことは…?ここって本当はダイニングルームじゃないってことなのか?」
「そーなんだよねぇ。本当の部屋は僕もあんまり行ったことはないんだけど、すーんごい広いんだよ。晩餐会って言葉が似合う感じの部屋」
「へぇぇ」
「実は俺がダメ出ししてこの部屋を使うことになったんス。広すぎてどうも落ち着かないわテーブルが長すぎて3人じゃ寂しすぎるわ料理を運ぶ手間が勿体無いわで…たった3人分だったし。今は4人っスけど」

 どんだけだよ、と突っ込もうとしてやめたである。
 寧ろそっちの方が城のイメージには合うからだ。
 ダイニングの広さについては何となく王様の使うような長々としたテーブルを想像した。

「そういうわけで、本来ここは給仕係の使う部屋として設計されていたのだが、今はダイニングとして使用している。馴染めばいいものだ。使い勝手もいいしな」
「な、なるほど…」
 少人数だからそりゃ馴染みもするわ。と心の中で突っ込む。
 いやまぁ、そんだけ広い場所から一般家庭のダイニングの大きさに近いここに移ったら当初は違和感バリバリだったでしょうけども。

「あ、紅茶いるなら淹れるっスよ」
 皆大体食べ終えたのを見計らってアッシュが声をかける。
 ユーリが「貰おう」と返答して、では自分もとが挙手しかけ……

「はっ!?」

 時計を見上げ目を見開く。
 そうだ、悠長に食後のティータイムなどしている時間はない。

 今日はリュータとの約束を果たしに行くのである。
 ポップンのアーケードをプレイするという素晴らしき約束が!!

「ごめん、また今度貰う!そろそろ時間がヤバい!」
「もうそんな時間っスか」
「うん。ごちそうさま!美味しかった!」
 慌ただしく食器を持ち上げて隣の部屋(キッチン)の流しに置いて、それからダッシュで部屋を出てゆく。
 テーブルに載せていたスマホを掻っ攫うことを忘れずに。


「……相変わらず騒々しいことだ」
 言葉の割には笑みを乗せて、ユーリが呟く。

「だってだもん」
「そっスねぇ」

 ユーリ専用のカップに紅茶が注がれて、ソーサーにカタンと置かれた。





自鳴琴After
本人不在の座談会





 バタン。遠くで玄関の扉が閉まる音がした。
 が外へ出て行ったのだろう。
 今日はリュータと約束をしたと言っていた。
 折角全員が揃っている日なのに勿体無い、などとこぼしていたが、以前から約束していてようやくOKとなった日が今日だったらしく、そのまま実行されることとなったらしい。
 時間はいくらでもあるのだ、そういう日があっても仕方がないだろう。

 とはいうものの。

「本当は普段を放ったらかしてる分何かしようかなーって思ってたのにね」
「スマ?それは言わない約束っスよ?」
「ヒヒヒ、分かってる分かってる。だから本人の前では言わなかったじゃなーい?」
「お前にしては珍しく本心から残念なのだな」
 紅茶を一口飲んでユーリが一息つくついでにそう言った。
 スマイルの顔が一瞬きょとんとしたように見えたが、気のせいだったかもしれない。
 まばたきをした次の瞬間にはもういつもの雰囲気で「んー」と大袈裟に腕を組んでいた。

「だってさー、わりと楽しみにしてたりもしたんだよね。と何かやらかす時っていつも面白かったからさ」
「ああ、それは言えてるっス。海水浴とか、花火とか」
「ふむ。やらかすという言い回しは引っかかるが、異論はない」

 アッシュが自分用の紅茶を用意して飲み始める。
 スマイルは本当に気が向いた時にしか紅茶は飲まない。

「まぁこっちもいつ予定が空くか分からねぇっスから、約束の取り付けようもないんスよね」
「そうなんだよねー。たまに分かる時があるくらいなものでさ。今までが何の予定もない完全フリーだったから一緒に遊べたんだし」
「最近は堂々と出かけることが出来るようになったからな」
「そーそー」

 ふむ、と軽い沈黙が流れる。
 ………、

「む、…スマイル、今の流れではが自由に外へ出かけられることに不満があるように聞こえるが」
「おやおや唐突だねぇ。別に不満なんてないんだよ?ただ遊べないのが残念なだけー」
「そうか」

 それ以外聞こうとする様子もなく、ユーリは頷いた。
 比較的言葉に表裏がないのが特徴の彼である。


「ところで」
 こちらも唐突に切り出した、発言元はアッシュだ。
 他2名の視線を集めつつ、質問を繰り出す。

「現状、2人とものことはどう思ってるっスか?」

 ・・・・・・・。

 集まった視線が穴を開けんばかりに突き刺さった。
 アッシュはそれに気付いて慌てて言い直す。

「そ、そういう意味じゃなかったんス!言い方が悪かったっス。ええーっと、前までだったら男の子として普通にというか…わりと適当に流してた点もあるじゃないっスか?女の子だって分かってからは、俺はちょっと遠慮してるというか。そういうつもりはなくても今までと少し変わったかもしれないなと」
「あぁ…うん、アッス君はそういうこと気にする方だもんねー」

 スマイルが行儀悪く椅子の背もたれに体重をかけて脚2本を浮かせて前後にゆらゆら揺らす。
 それを諌めるでもない所を見ると、アッシュも自分の失言にわりと動転していたのかもしれない。
 会話に隙間があるのならと今度はユーリが発言する。

「私としては、対応を変えてしかるべき箇所はそれでも構わないと思う。流石に全く同じとはいかないところもあるだろう。相手はレディなのだからな」
「レディねぇ…」
「こらスマイル」
「だって本人に言ったらくすぐったがりそうだもん」

 それは否めないが。
 本人から『女扱いは慣れない』と言われたことすらあるのだし。

「ともかく、私からするとは今までと本当に同じだと思っている。変わったのはこちらだけだろう」
「というと?」
「彼女が女性だと知って、レディファーストを心がけないはずがない」
「な…なるほど、ユーリらしい解答っス」

 以前まではこの城で発揮されることなど早々なかったからは知らないだろうが、ユーリはとことんまでフェミニストである。
 とりあえずそれが悪い方向に向かうことはないだろうからそっとしておく。…本人がくすぐったそうにするのは置いといて。
 六が以前言った通り、は女性としての自覚が足りなさ過ぎる。そういう意味でこれは必要だろうからだ。

「あとは、敢えて言うならばアッシュも大概遠慮しているだろうがもそれ以上に遠慮しているのではないかという点だな」
「え?それってどういうことっスか?」
 にはなるべく窮屈な思いをさせないようにしてきたのだけど、と思うがゆえに身を乗り出すようにして尋ねる。

「言ったように、はあくまでも今までと同じなのだ。生活習慣も、『主夫』の仕事以外は大体同じ。これがどういう意味か分かるか?」
「ええと……あれ?女の子だって事を隠してた時と全く同じって、どこかヤバくねぇっスか?具体的に何がとは分からねぇっスけど」
「そういうことだ。気を張って隠していた時と今が同じということは、今も継続して気を張っていると言うべきだろうな。正体を隠す云々は無くなったとはいえ、堂々と出しもしない。ただ、女性であることに変わりはないからな。着飾ることはの本質からしてしないのかもしれないが、甘いものも食べたいかもしれないし、長風呂だってしたいかもしれない。干された洗濯物に我々が見てはならないものが混じっていなかったのはがどう処理していたのだろうな」
「あ……え」

 そういえば何か足りないとは思っていたのだが、はっきり言ってしまえば下着類はどうしたのだろう。
 今まで見たことがない。いや、見たいわけではないが。

「ユーリ、がいないからってその視点セクハラなんじゃないのー?」
「本人がいないからこそ話し合っておくべきなのではないか?満足に洗濯もできないほど遠慮されているのではこの先が思いやられる。それまでは多少神経質なのだろうな、くらいで済ませていたのだが今は話が違う」
「帰ってきたとしてもどうやって切りだすのさ、それ…」
「誰かが聞くしかないだろうな」
 キリッと言われても困る。困るったら困る。

「他にも女性特有の問題はいくらでもあったろうが、隠していた当初と今が全く同じに見えるのはどうかと思うのだが」
「それは…そうっスね……」

 今まで通りここに住むと決まって、気軽に再スタートを切ったからといって、内実はそう気軽でもなかったのかもしれない。
 これは気をつけるべきだろう。

「思ったより問題があってちょっと動揺してるっス…」
「まあ人と一緒に住むっていうのはそういうものだよ」
「スマは何ともないみたいっスね。それも年の功ってやつなんスか?」
「んー。どうなんだろうね?でもこれは僕の性格なんじゃないかと思うんだけどー」
「…妙に納得したっス」

 そしてここにきてようやくアッシュがスマイルの体勢を叱る。
 スマイルは「はーい」と素直に椅子を揺らすのをやめて今度はテーブルの上で肘をつき手を組んだ。
 …食事中でないから今なら見逃されるのを知っていての行動らしい。

「それで、スマイルから見たはどんな感じなんスか?何か改善するところがあるかもしれないから聞くっスよ」
「僕から見たねぇー…」

 少し、考えるような間があった。

「…特に言うべきことは無いと思うけど」
「それだけ考えて無いんスか…」
「んー。じゃあ強いて言うならってことで、前より元気になってると思うんだよね」

 続きを促されるようにアッシュとユーリの目が語る。
 なので思いつくままに考えを垂れ流すことにした。

「片付けるべきことを片付けて、僕らにカミングアウトもして、すっきりしたんじゃないかな。表情が明るくなった」
「ふむ。それはあるかもしれないな」
「そういえば笑顔も増えた気がするっス」
「だよねぇ。そういう点では寧ろちょっと良くなってる気がするんだ」
 組んだ手に顎を乗せながらヒヒヒと笑う。

「んー…あとは、……って可愛いなぁとよく思うよー」
「ちょっ、スマ?」
「えー?だってアッス君が言ったんだよ、『のことをどう思ってるか』ってさー」
「そ、そういう意味じゃないってさっき言ったじゃねぇっスか!」
「ヒッヒッヒ!じゃあアッス君はのこと可愛いとは思わないってことー?」
「!? いや、そういう意味でも…」
「じゃあもしかして?」
「ス、スマイルー!」

 若干顔を赤くしてガタンと立ち上がる。
 それをからかうようにしてスマイルが指をさす。
 そんな遣り取りにユーリが溜息ひとつ。

「確かには愛らしいが、そう軽々しく『そういった対象』に見るのはあまり良くないのではないか?」
「ユーリまで!」
「んー?それってどういうことかご教授願えるかな?」
 間に挟まったアッシュを見事にスルーして話は進む。

「ただでさえ男ばかりの場所に生活しているのだ、そういう目があれば居づらいだろう。控えるべきだと私は思うが」
「なるほどねー。まあ単に可愛いって思うだけで僕には関係ない話だけど」
「………」

 ひたと見詰めるユーリの紅い瞳と、にやにやと細められた掴みどころのないスマイルの片目。
 アッシュは2人を交互に見て、「?」と目をしばたたかせた。

「…それはともかくとして、褒めること自体は悪くないだろうな。女性は褒めてこそ美しくなるものだ。愛らしいと思えるのは男装を貫くと決めてある現状あまりよくはないが、疑問を抱かれない程度なら自由にしていていいだろう」
「ってことは残った問題はパンツだけってことかな?」
「スマイル!!」
「あ、ハッキリ言っちゃったら駄目ー?アッス君てば歌ではわりと過激なのにリアルでは免疫ないよねー」
「そ、それとこれとは違うんスよ」
「どう違うんだろうねー。気になるよねー」
「く……覚えておくがいいっス……」

 どこぞの悪役のような台詞を吐いてアッシュは拳を握りしめた。
 スマイルはそれすらどこ吹く風。
 それを見てユーリが呆れるまでがワンセットである。

「さて、いい加減片付けるとするかなー」
 普段は自分から率先して片付けることなど滅多にないというのに今日のスマイルは皿を重ねてとっとと立ち上がる。
 アッシュも何か言いたそうにしながらユーリの分まで全部重ねて後を追いかけた。


「……これは『喧嘩するほど仲が良い』の部類なのだろうな」
 残されたユーリは面倒くさそうにぼやいたのだった。



 ***



「でなー、リュータの奴、無理して景品狙ったら最後の最後でどざーっとゲットできちまってさー!これお土産な」
 ゲーセンにありがちな駄菓子の大袋がリビングのテーブルの上に乗っかる。
 ついでに小袋もそれに付随するようにしてざーっとぶちまけられた。
 ジャックポットか何かを当てたらしい。

 はそれを見ながら満足そうに笑った。

「これでも2人で山分けしたんだぞ!凄いだろ!皆で食べような!」
「僕あんまりゲーセンとか行ったことないけど、こんな大きいの取るの難しかったんじゃなーい?」
「だよなだよな!」


 が帰ってきて、リビングでの戦利品自慢。
 普段ならこういう時は暖かく見守って、時々口を挟んだりするのだけれど。

 …いかんせん、それが出来ない理由が存在したり。(スマイルだけは普段通り)


(ユーリ、例のことはいつ誰が言うんスか)
(…知らん)
(ちょっと発案者!?)


「で、俺はぬいぐるみゲッツ!もっふもふで気に入ってさー。あ、ポップンもかなりやったんだ!」
「えー、曲は?レベルどのくらい?」
「いやアーケード自体初心者だからさ、5ボタンなんだけど。少し慣れてきてレベルは18まで行ける感じ」
「そっかそっか、上達早いじゃん。また行けるといいねぇ」
「うん!」

 ぱああぁぁ、と表情を輝かせているに、余計発言しづらくなるアッシュとユーリ。
 というかスマイルがぽろっと言ってしまうとかそういうことは無理なんだろうかと他力本願なことを思わないでもない。
 いや、どうせ無理だろうけれど。

「んでさ、ところで
「んー?」
「最近気づいたけど洗濯物にの下着が入ってないの何でー?」
「・・・・・」


 ・・・・・・・・・。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


 盛大な沈黙。
 がもふもふしていたぬいぐるみがポロリと床に落ちた。
 まさかの他力本願達成。

 って、おい。


「っちょ、スマイル!!そういうのはもっと空気を読んでからっ!!」
「お前は毎度毎度唐突にも程が…!」
 アッシュとユーリが揃って(珍しく)噛みつくも、スマイルは「えー?」と小首を傾げるだけ。
 わざとか、わざとなのかコイツ。

 などと頭を抱えそうになっていたら。

「あー…っと、ごめん、バレてたんだな」
 物凄く言いづらそうにが頭をかきつつそう言った。

「え、っていうか皆気にしてた?俺すんごい恥ずかしいんだけど」
「いや、えーと…成り行きというか…なんかすまねぇっス。あ、でも!何だかが遠慮しながら暮らしてるみたいだなっていう話の延長ではあったんス。男装してた頃はそりゃ隠すための手段だったんだろうけど、今はどうなんだろうって…」
「今でも隙無く生活していては窮屈なのではないかとな」
「ってことみたいだよ?」

 さりげにスマイルが全部なすりつけてきた気がするがこの際気にしている場合ではない。
 はぬいるぐみを拾いながら、空宙に視線を遣った。

「んえーっと。特に窮屈ではないんだ。今まで生活してきた癖が抜けないっていうか、寧ろ慣れて快適になってきたせいで今から正そうにも面倒だっただけで。…あと、下着については確かに前までは男装がバレないようにだったけど、今は恥ずかしいから継続して自分の部屋で干してる」
「じゃ、じゃあ不便だったり困ったりはしてないんスか?」
「うん。全然」
「もっと甘いもの食べたかったり、長風呂したかったりしないっスか?」
「え?甘いものは確かに好きだし時々長風呂もしたくなったりするけど、勝手に買ってきて食べたり一番最後に風呂入ったりするからなぁ」
「つまり解消済みだと」
「そういうことだな」

 それまでピンと張っていた空気が、ふにゃりと軟化する。
 そして惰性で質問継続。

「他に困ったりは?」
「んー…他は通販で買い物すれば何とかなる悩みだから、スマホでばんばん解決してるし何ともない。つか、そんなに気を遣ってもらわなくても何かあれば言ってるし大丈夫だよ。俺はそんなにヤワじゃない」
「そっスか…よかった」

 心底ほっとした様子のアッシュを見て、どうやらまでほっとしたらしい。
 二人して花でもふわふわと撒き散らすくらいの勢いで表情が柔らかい。

「男ばっかだから、至らないところもあると思うっス。何でも言って下さいね」
「ありがとう。なんか心配かけたみたいだな」
「いやいや、も仲間っスからね!」
「そっか、うん。…嬉しい」

 へらりと笑ってぬいぐるみを抱き締める様子は、さっきスマイルが言った通り可愛かった。納得。

、これ食べていーい?」
「ああ、どうぞどうぞ」
 駄菓子のひとつをつまんでいるスマイルに許可を言い渡せば、遠慮無くバリっと開封。
 美味しそうだなと思ったのか、も一つ開封してむしゃむしゃと食べだした。

「皆も遠慮なく食えよー」
 むしゃむしゃ。
 食べながら言うからアッシュが軽くたしなめて、が「はーい」と適当に返事した。





(……まさかいきなりパンツのこと聞かれるとは思ってなかった。マジいまだに心臓バクバクする)
 見た目よりが動揺していたのはこの際秘密なのである。





 〜 おしまい 〜




あとがき→

えーと。……お下品すいません。
というか次が決まっていると言ったのに凄く間が開いてすいません。
しかも内容がグダグダですいません。
すいませんじゃなくすみませんが正解ですすみません。

ヒロイン不在で本音をぶつけ合うDeuilが見たくて書きました。
本当にそのように書けているかは自分にも謎であります。
普段夢主さん視点だと拾いきれない部分をゴリゴリとな。
これが逆ハーものだったらライバル視とか云々を夢小説らしく書けたんだけどなと思わないでもないです。

更にまだ書きたいものがあるので、是非投下したいものです。

2016.5.17