あぁ、神様。
私が一体何をしたというのでしょう。
バチが当たるようなことは……まぁ、色々したかもしんないけど、これは酷くないですか?
昨日死にそうになった上に私はなぜこんなことになっているのでしょう。
………まぁ、神様に聞かんでも分かるけどさ。
何とか動けるまでに回復したのはいいんだけど、今度は別の理由で体力削減されつつある。
別に大したことはないんだけど、あんまり動けそうではないのよね。
tigmata・12
風邪ひき・前編
〜patient〜
「はい、クリスマスプレゼントv」
朝、私はリビングで全員に 昨日渡せなかったプレゼントを渡していた。
あれだけ内蔵やらあちこち痛かったのが殆ど引いていたから、動けるようになったのだ。
元々外傷はなかったし、さほど重傷でもなかったのだろう。
「さんありがとう」
「ありがとう」
「……………何が入ってんだ?」
エドに聞かれ、ふふっと笑う私。
「開けてみて」
「……?」
リボンを解いて袋を漁るエド。
中身を引っ張り出し、固まる。
「……これって」
「手編みだよ。エドが普段はめてる手袋って冬場は寒そうだから」
色が紺なのは私の趣味だけど。(をい)
「あ………ありがとな」
ごにょごにょと口篭もりながらもお礼を言ってくれた。
うわぁいv気に入ってもらえたのかな。
少なくともこの反応は気に入らない訳じゃなさそうだよね。
「あ、大佐とアルのはマフラーね。
大佐は手袋にすると発火布の手袋つけられないし、アルはマフラーの方が可愛いと思って」
(可愛い………?)by.以外の3名
少々疑問符が浮かんだ様だが、それは敢えてスルーしとこう。
取り敢えずプレゼントを渡し終えてソファに座る。
「……君。これは私からのクリスマスプレゼントだ」
私の言葉を無理矢理スルーしてるの見え見えですよ大佐。
それはともかく、私の目の前に差し出されたものには驚きました。
今時クリスマスに赤いバラなんて贈る人がいるなんて。
しかも蕾だし。
私の知識によると、バラの蕾の花言葉は「愛の告白」。
更に赤だと「大人の恋がしたい」という意味もくっついてくる。
「ありがとうございます……あの、ところでこれ、」
「ん?」
「……………いえ、何でもないです」
意味を知っているのかなんて聞いて「知っている」などと返されたら一体どないしたらいいんだっての。
取り敢えず受け取るけど。
ああでも大佐に口説かれるんだったら本望かもv
「エドとかアルにはあげないんですか?」
「男にやってもつまらんだけだ!!」
はっはっは、と笑う大佐。
ええんか、それで。
「さん、これは僕から」
最早大佐の言葉は無視ですか。
………まぁ、いつものことだしね。
アルから何やら綺麗な細工の入った小箱を差し出されました。
「ありがとう。中身見ていい?」
「うん」
開けてみると、澄んだ音が箱から流れてくる。
「オルゴールだ!!」
「錬金術で作ったんだ。気に入ってくれた?」
「うんv」
凄いなぁ。
曲は知らないけどいい音色だし。
しかしこんな繊細なものを錬金術で作れるとは、アルってば結構器用らしい。
「ほら、兄さん」
「わ、分かってるよ!!」
ん?
何やら小声でエルリック兄弟が話してる。
何だろう?
「………」
「何?」
「これ、やるよ」
「え?」
エドがそっぽ向きながら渡してきたのは、小さめの袋。
「……開けていい?」
「勝手にしろ」
封を切って中身を取り出す。
「わぁっ!ネックレスだ!!
しかもこれ、この前買い物に行った時私が欲しいって言ってたやつ!!」
「兄さん一生懸命思い出しながら錬成してたよ」
「よ、余計なこと言うな!!」
「エドが作ったの?凄いなぁ。ありがとね!」
ああぁ錬成してもらっちゃいましたよ!!
しかも2人に!!
念願叶ったり〜v(何のだ)
「早速つけちゃおっと♪」
リング状になっている金具の突起を爪で押そうとするが、これがなかなか固くて押せない。
………ていうか、力が入らない?
何でだろう?
「私がつけてあげよう」
「あ、お願いします」
大佐にネックレスを手渡し、付けてもらうことに。
ソファに座ったままくるりと後ろを向く私。
なぜかエドがいる方向から鋭い視線が感じられる様な気がするんだけど、気のせい?
「……そんなに固くないのだが、君やはり昨日のダメージがまだ……?」
「いえいえ、そんなはずはないですよ?というか指先には全く影響ないはずですし」
ただ、ちょっと頭がぼーっとしてるけど。
ネックレスを付け終えたらしいので、私は正面を向く。
私を見て大佐は、
「よく似合っている」
にっこり微笑んでくれましたv
しかしそんなタラシモードの大佐に遂にプッチンきたのか、エドが叫びだす。
「俺がにやったんだ、お・れ・が!!!大佐はわざわざしゃしゃり出なくていいんだよ!!」
「それなら君が付けてあげればよかっただろう」
「うっ………。」
「もう、やめなよ!」
アルが仲裁に入った。
あー、いつもの光景だなぁ。
「それにさんの様子ちょっと変だよ?ぼーっとしてるみたいだし、顔赤くない?」
「え?」
「そういえば………」
あれ?そうかなぁ。
暑いとは思ってたけど、暖房のせいじゃないの?
「この部屋があったかいからじゃない?さっきからちょっと暑いの」
「いや、寒いくらいだ。この部屋の暖房をつけてからそんなに経っていないからな」
「……、お前熱があるんじゃ……」
言い終わる前に。
「………やはり熱いな」
大佐の顔が妙に近くに、っていうか近すぎだ!!!
大佐がおでことおでこをコッツンしてます。
「たっ、たたた大佐!?」
「な、何を!」
「いきなり何してんだバカ大佐!!!」
どもる私とアルを差し置き、エドは大佐に怒鳴り付ける。(私は一番上)
当の大佐は私から顔を離して涼しい表情でこう言った。
「額で熱を計っただけだろう。そんなに過敏に反応しなくても……」
「するだろ普通!!」
いやはや、その通りだよエド。
こんな美形に額くっつく程の至近距離に来られては萌えるどころか異性として反応引き起こしちゃいますよ。
「それより君、やはり熱があるようだな。先刻力が入らなかったのもそのせいだろう」
「(ごまかしたな……。)、大丈夫か?」
「え?めっちゃめちゃ大丈夫なんですけど」
「でも寝てた方がいいと思うよ」
「だ、大丈夫だって!!
今から(ちょっと遅れたけど)クリスマスパーティやるんだしここにいる!!」
「さん……微妙なところで強情だね」
「だって折角皆で迎えるクリスマスだし………私の15の誕生日でもあった訳だし…」
このまま祝わずにいるのはちょっと寂しいかも。
「うーん………。さんの言うことも分かるけど……」
「病人はさっさと寝てろ。うつるだろ」
「兄さんその言い方ちょっとヒドい。
さん、無理してパーティやってもつらいだけだから元気になった時にやろうよ。何も主役がへばってる時に騒ぐことないんだから」
さり気に兄に強力なツッコミ入れつつ私を宥めるアル。
「むー……。分かった、寝とく……。」
騒いで悪化したら多分この人達のことだ。
『自業自得だ』とか言って部屋に放り込んだ挙げ句そのまま放置しとくに違いねぇ。
……いや、放置しっ放しは無しにしろ、『自業自得だ』って言われて部屋に放り込む辺りはやりそうである。
特にアルとエド。
てなことで、そうなる前に大人しく部屋に戻っておくことに。
ソファから腰を上げて……………あれ?
「う………っ」
立ち上がった途端に脳ミソがぐるんぐるん高速回転。
視界が傾く。
思わず両目を閉じ、額に右手を添えた。
「君!?」
「!!」
「さん!!!」
胃が揉みくちゃにされている様だ。
何も食べていなくても引っ繰り返って内容物が出そう。
立ちくらみってここまでヒドいもんだっけ?
「………っ、ふ………」
まるで肺が縮まってしまったかのように短く浅い呼吸を繰り返しながら、頭は妙に冷静だった。
っていうか、思考がなぜかいつもより間延びしていた。
例えば『あー、貧血かなぁ』とか『でもそれにしちゃちょっと変だよね……』とかいう緊張感の欠けらもないものばかりが頭の中で回っていた。
アルが私を後ろから支えてくれてることとか、大佐とエドが何やら私に向かって言ってることが全部後回しに認識されてる。
取り敢えず、ようやく何だかヤバいと気付いた私は、再びソファに腰を沈めた。
「は………っ、はぁ……」
段々呼吸が落ち着いてきた。
けど気持ち悪さは抜けない。
あぁ、冷汗出てるよ。
「大丈夫かよ!?」
「運んでいった方が良さそうだな」
「じゃあ僕が」
「待て、私が運ぶ」
「いーや、俺が運ぶ!!大佐だと下心ありありで危険だ」
「下心などはない。というかそれ以前に鋼のには無理だろう。君は鋼のより少々背が高い」
「!!!」
どうやら気にしていたらしい。
「その点私なら………ん?」
言っている間に、アルが私をひょいっと横抱き…もといお姫さま抱っこしてリビングから出ようとしていた。
鎧姿の時の力ってどのくらいあるのかな?
結構強いことは確かなんだけど。
声とのギャップがたまりませんねv
「ああっ!!卑怯だぞアルフォンス君!!!」
「(やっぱり下心あったんじゃ…)卑怯も何も、言い争ってる場合じゃないでしょう」
「うっ………」
言葉に詰まる大佐。
構わずに私を抱えて部屋に向かうアル。
それについていくエド。(少しして大佐もついてきた)
そうして私は自室に連行されたのでした。
***
「……風邪だな」
大佐が、ベッドに横たわる私を見ながら言った。
「風邪ぇ?」
素っ頓狂な声を上げたのは、エド。
何だ、その反応は。
「バカは風邪引かないって聞いたんだけどなぁ……」
何だとコラ!!!
私はこれでもそんなに成績悪くないわよ!!
………と叫びたくても、お腹に力が入らないのでは仕方がない。
でもまぁエドだからいっか。(いいのか)
「兄さん、さんに失礼だろ。あれだけ寒い中1日中外にいたら誰だって風邪くらいひくよ」
「……まぁ、そりゃそうだけど……」
『ピピッ ピピッ』
あ、体温計が鳴った。
私は脇から体温計を抜き、表示された数字を見る。
「……………。平熱よ。ケース貸して」
エドが持っている体温計のケースを掴もうとして、ひょいっとかわされる。
「見せてみろ」
「えっ、ちょっと……!!」
握っていた手から体温計を抜き取られる。
きつく握っていたつもりだったが、やはり力が入りきらなかったらしい。
「おい、お前の平熱は38度近くだっていうのか?」
「そ、そうだけど?」
「アホか!!安静にしてろ!起きんな!!………ったく、これだからは……!!」
これだから何なのさ?
ちょっと気になるぞ、その続き。
「私はタオルを濡らして持って来よう。鋼のは下に行って風邪薬を取って来たまえ。
アルフォンス君は………そうだな、君が部屋を抜け出さないか見張っていてくれたまえ」
「はい」
指示をする大佐。
さすがに大佐の地位は伊達ではないらしい。慣れているのがすぐに分かる。
ちなみにアルに指示をする時少々間があいたのはやることがないから?
アルは、ベッドのすぐ傍に置いたイスに座った。
バタバタと部屋を出ていく2人。
取り残された私とアルは、なぜか黙っていた。
「……暇だなぁ」
沈黙に耐えられなかった私が、先に口を開いた。
しかし、アルからは何の反応も返らない。
「皆大袈裟だよね。私別に平―――」
「さん」
アルが、私の言葉を遮った。
「……何?」
「何もしてあげられなくてごめん」
深刻な声で、私に言った。
「そんなことないって。大丈夫だから」
「………違う。いつもいつも、僕だけ皆を守ってあげられないから」
「え………」
「大佐がケガした時も、兄さんが戦っている時も、さんが攫われた時でさえ僕は何もできなかったんだ。
それどころか僕は呪印に操られて皆に迷惑かけちゃったし……
………僕は……ここにいる意味があるのかな……」
無力感。
自分は何も出来ていない。
何もしてやれない。
守りたいものはこんなにも近くにあるのに。
「アルは優しいんだね」
「え?」
は体を横に向け、イスに腰掛けたアルの、その大きな右手を両手で包み込んだ。
「意味ならあるよ。だって意味のない存在なんてないもん。
皆や私を守ってなんかなくてもアルは必要だし、ここにいてほしい。
じゃなきゃ自分の命を捨てようと思ってまでアルを助けようなんて思わなかったよ」
「そんなこと思ってたの?」
「うん」
「本気だったの…?」
「………うん」
さんはふわりと微笑んで、
「本当に自分が死んでも後悔はしなかったと思う。
例えそれが身勝手だって言われたとしても、私はそれが正しかったと思う。
死神だから私が死んだらいいとかそれ以前に、アルは大切な人だから…守りたかった。それだけ」
「そんな無茶な………」
「無茶でも何でもいいの。
アルには生きててほしかったし、今は少なくとも皆アルを必要としてる。
………ここにいる意味なんてそんなもんじゃないのかな。それだけじゃ、だめ?」
僕には、感覚というものはない。
けど、不思議なんだ。
さんが両手で包んでる僕の右手が、こんなにも暖かい。
「………ううん。ありがとう」
「どう致しまして」
もし今僕に肉体があったら、僕は……泣いていたのかも、しれない。
「あー暇。超暇。激暇。死ぬ程暇…。」
昼過ぎ。
大佐が作ってくれたお粥を食べた後。
私はムッチャクチャ暇だった。
確かにダルいし気持ち悪いし動きたくないんだけど、脳ミソは暇を持て余しているのだ。
この部屋にテレビがあったらよかったのに………。
ちなみに今この部屋には誰もいない。
ゆっくり休ませよう、とのこと。
まぁ、誰かいたら必ず騒がしくなるしね。
特にエドとか大佐とか。
しかしこうなってくると誰でもいいからいてほしくなる。
かえって騒がしい方が良かった気も。
暇なのは嫌なのよね。
「………よっしゃ」
こうなったら………………
「あ〜、涼しい♪」
中庭。
私はセーターやコートを着込んで新雪の中を歩いていた。
長靴は玄関からそっと取ってきた。
警備(?)が薄くなった所をさっさと抜け出してきた訳なのだが、見つかったら怒鳴られそうである。
でも暇よりゃマシ。
膝下くらいまで積もった雪に、倒れ込んでみる。
『ぼふっ』
ベッドに倒れ込んだ時と同じような音がした。
「ん〜、ひんやり〜」
あー…熱がある時にはいいよね、これ。
冷たくて気持ちいい。
そのままごろごろと転がり、体を冷やす。
体を起こして初めて気付いたのだが、
「うぁ、コートに雪くっついちまった」
普通の雪ならいざ知らず、積もっていた雪はサラサラの粉雪だった。
くっつかない訳がない。
私は雪で真っ白になってしまった。
「中々落ちないんだよねー、粉雪って」
くっついた雪を一生懸命払い落とすが、かなり残ってしまった。
仕方なく落とすのを諦め、立ち上がる。
「………うぇ、ふらふらする………。」
熱を出している時特有のふらふら感。
訳もないのに頭が揺れる。
思わず近くにあった木にもたれかかる。
「……あー………。この木も大きくなったなぁ……」
中庭に植えてある、たった1本の木。
私が生まれる前からあった木。
昔から大きかったけど、今は幹が太くなって更に背が高くなっている。
「いいなぁ、木は迷いもへったくれもなくまっすぐに生きられて」
しかし植物人間になるのは勘弁してほしい。
とすると、やっぱりこれからも面倒な生き方しかできないのだろうか、私は。
…今までと、同じで。
………まぁ、感情があるというのはよくないことばかりでもないし。
萌えられるし。(それかよ)
などとセンチメンタルなのかアホなのか分からないようなことを考えていたら、
『ガラガラガラッ』
突然 向こうの方から戸が開く音が。
誰かが気付いて連れ戻しに来たか?
ところが、ガラス張りのその戸を開けて中庭に入ってきたのは、3人の内の誰でもなかった。
「いたぞ!!例の女だ!!!」
な・ん・で・す・と?
なんとゴツい男が40人くらいダカダカと入ってきたじゃありませんか。
マジかよ。
遂に家の場所まで突き止められちまったか。
中庭に入るための戸って玄関から近いしガラス張りだし、確かに見付けやすいだろうけど………って、もしや正面から突入してきたんかこやつらは。
エドもアルも大佐も気付いてないみたいだし(騒いでないから)、まだ2階にいるのだろう。
マズい。
ひっじょーにマズい。
風邪ひいててうまく動けない上にわたしゃ元々運動神経ちぎれてる。
ていうかそれ以前に中に入るための入り口はたった1つ。
奴らの背後にあるものだけ。
に、逃げられねぇ………!!!
くそぅ、もう1つくらい出入口作らせとけやじっちゃん!!
今更死んだ祖父に心の中で愚痴っても仕方が無いのだが、ついついそう思いたくもなる。
「たっ、助けて………げふっ、ごふごほっ」
大量に息を吸い込んで叫ぼうとしたら、途中で声の代わりに咳が出た。
しかもお腹に力が入らなくて全く声が大きくならない。
聞こえてないだろうなぁ。
「何だ?病気か?」
「その方が都合がいい。さっさと連れていくぞ!」
うわー、風邪ひいてるってバレた。
余計に事態が悪化した気がするよ。
男どもは、一斉に走ってくる。
勿論かなり雪が積もっているので、雪に足を取られつつ。
そのせいでかなり減速しているが、風邪ひいた私にはハンデにすらならない。
むしろまだ向こうの方が有利。
「や…っ、だ、誰か……っ」
かすれた声で言うが、誰に聞こえる筈もなく。
懸命に走って逃げるものの、敵との距離は縮まるばかり。
何で私が自宅なんかでスーパーマンを待つ乙女役やっとらなあかんねん!!!
じゃあ何か?手遅れ直前ギリギリ1秒前で私は救われるとでもいうのか。
そんな悠長なこと言ってられるか!!!
考えてること自体悠長なのにも気付かず走っていると、目の前に壁が。
いや、別に突然姿を現した訳ではない。
意識が心の叫びに気を取られていただけだ。
「うっそ………」
ここは中庭の最奥。
中に入る為の扉はない。
窓も中から鍵がかかってる。
とどのつまり、行き止まりなのだ。
袋のネズミとはこの事か。
最近ネズミネタが多いと思うのは気のせいか?(気のせいです)
「病気で弱っているなら縛る必要もないだろう。連れて行くぞ!」
「おう!!」
ぐっと左腕を掴まれ、引き寄せられる。
嫌ぢゃ!!ムサい!!!
これがあの3人の内の誰かだったら良かったのにー!!!(何だと)
肩に担がれ、連行される。
ちょっと待て!!
ギリで助けるんぢゃねーのかよスーパーマン!!
ネズミはイヤー!!!(何)
私は半ばパニックになりつつ、抵抗する力も暴れる気力もないので何も出来ない。
一体どうしろというんだこの状況!!
男の肩にだらりとぶら下がりながら、とりあえず無性に泣きたくなる私だった。
〜To be continued〜
<アトガキ。>
幻作が書きたかったネタ。病気ネタ!!
ま、また長かったので切りました…;
この話書いててマッチョの絵を描きたくなったというのは秘密です。
休み時間に暇つぶしでよくマッチョ描いてるというのは極秘です。(おいこら)
雪…恋しいなぁ…。今私が住んでいる所では降らないんで…。
かまくら作って遊びたい。
それではまた次回でお会いしましょう!
2005.3.12